建設業向け

インターンシップ採用の案内

インターンシップ採用面接会とは…

 日本国内で行われる一般的なインターンシップは、採用企業が社内の雰囲気や業務内容を公開することで、新卒者に対して「業界・企業・職種理解を深めるため」「従事している先輩のインタビュー」「社会に出る前に仕事の場を体験」などの意図があります。


しかし、JPCAREERで行うインターンシップでは、「外国人材の採用に不安がある」「コミュニケーションが取れるか心配」「1回のオンライン面接会では判断できない」などの採用企業様の課題を解決すべく、新しく作られた面接方式となります。

またインターシップ採用の内容は、弊社で実施、運営、報告(※)をさせていただきますので、採用企業の負担は少ないです。

インターンシップ採用の流れ

1. オンライン面接会


 採用企業様に求人票、会社説明資料をご提出いただき、JPCAREERにて日本語学習している人材に対して面接会への参加募集を開始します。面接会では、グループ面接、個別面接、最終面接を経て「内々定者(※1) を決めていただきます 。


2.インターシップ


 採用企業様とJPCAREERによって決めたインターシップの内容を「内々定者(※1) 」に実行していただき、日本語力、コミュニケーション力、スキル力などを確認することができます。


3.オンライン定期面談


 内々定者から近況報告や採用企業様による質疑応答に答えてもらいます。その近況報告や質疑応答から、日本語の習熟度やモチベーションの確認することができます。


4.オンライン最終面談


 面接会、インターシップ、定期面談を経て、内々定者の素養やスキルを確認いただき、最終的な「内定者(※2) 」を決めていただきます。


※1:「内々定者」とは、採用企業様によって「採用を保留」にすることができ、最終面談の時点までであれば「内々定の取消」が可能な状態を指します。また内々定者本人は、その後、発生する別企業の面接会に「参加できる権利」を有しており、内々定者本人からも「内々定の辞退」ができる状態であることは、予めご了承ください。


※2:「内定者」とは、内々定者が採用企業様から内定通知書(採用確定)を告知され、内定を承諾した状態を指します。内定承諾後は、JPCAREERにて開催される他の面接会に参加はできなくなります。

選べるインターンシップの内容 基本

1-1.日本語力:自己紹介動画の作成


 面接後のどんな外国人材が採用されて、どんなことができるのかなど、直接の上長になる方は気になると思います。そこで自己紹介、自分の専攻科目について、得意なことなどをまとめた動画を作らせます。この動画によって、日本語力、提案力を見ることができます。またこの動画を社内で共有することにより、事前に採用する人材の人柄を社内で共有することができ、外国人材の採用に関する不安を払しょくすることができます。


1-2.コミュニケーション力:先生との会話録画(1対1)


 日本語教育の授業の一環で、先生との1対1での日本語会話授業を行っております。日頃、学習している文法や語彙を使い、先生との会話をしていきます。このインターシップでは、会話を聞き取って答える様子を確認できるとともに、日本語での発言力、コミュニケーション力を見ることができます。


2-1.スキル力:AutoCADを使った2D図面の製図(建築 or 土木)


 建設業界においては、最低限スキルとして、AutoCADの操作、2次元図面の読み取りが不可欠です。そこで採用企業の主業(建築 or 土木)にあわせたAutoCAD図の作成をさせます。この研修によって、AutoCADの操作性技術力質問の把握能力を見ることができます。

選べるインターンシップの内容 アレンジ

■アレンジ(追加費用あり)


 次のインターシップは、採用企業様とともにインターシップを作り、進めていく内容となります。


1-4.日本語/コミュニケーション力:オンライン発表会&討論会


 内々定者とオンラインで繋ぎ、「ベトナムと日本の建設現場の違い」について、図表を使いながら採用企業様に説明します。採用企業様にはその説明を聞いて日本の正しい情報や認識、補足をしていただき、議論をしていただきます。この議論により、更なる日本語力とコミュニケーション力を確認することができ、また双方の感覚や情報の共有をすることができます。


2-2.スキル力:採用企業によるAutoCADを利用した課題作成(※3)


 使用するソフトはAutoCAD限定になりますが、作図のための課題文章、工数(7~25日)、本数(1~2本)を決めていただきます。採用企業独自の目線での評価・検討をすることができます。


2-3.スキル力:Revitを使った3D図面の製図(※3)


 近年、建設業界では、BIMやCIMでの設計、施工がどんどん増えてきております。採用企業の中でもBIMやCIMに取り組んでいる企業もあり、その人材を求めていただくことも増えております。作図のための課題文章、工数(7~25日)、本数(1本)を決めていただくことで、2Dではなく、3Dの技術力を見ることができます。

選べるインターンシップの内容 オプション


■オプション(追加費用あり)


3.適応力:内田クレペリン検査


 内田クレペリン検査は、主に性格や行動面の特徴を測る心理検査となります。この検査は、言葉をつかった質問による検査ではないので「日本語力」「スキル力」以外の適応力働きぶりを測ることが可能です。内々定の人材の内面的な部分を確認することで、入社後のミスマッチを防ぐことも可能です。


4.その他:ビジネスマナー研修、建設業安全基礎研修、建設用語研修(各全4回)


 正式な内定後から入国前までに下記の研修をそれぞれの追加費用で対応可能です。


・ビジネスマナー研修


ビジネスにおける「報・連・相」「優先順位」「トラブル対応」「休暇申請」「日本におけるベトナム人の立ち位置」など、入国後すぐに役に立つことを研修させ、報告書を提出させます。


・建設業安全基礎研修


入社前に日本における建設業について基礎知識、安全知識を日本の資料を使って、ベトナム語で説明します。社内の研修をスムーズに行うための基本知識の研修を行い、報告書を提出させます。


・建設用語研修


入社後に多くの企業様が望む各種資格取得に向けて、実際の建設用語の写真と日本語名、ベトナム語の説明を一覧でまとめ、一通り説明を行います。入国後の速やかな活躍をするために行います。